(なんだよ”ようつべ”って…)
ワケの解らない略語が多いネット社会。
その中でも略された便利な言葉の1つに「ようつべ」というものがあります。
結論から言うとこの「ようつべ」は「YouTube」の意味になる訳ですが、ここではその語源やら、データから解る”ようつべ”という言葉を紹介していきます。
「ようつべ」はローマ字入力版の「YouTube」
さて、”ひらがな入力ができる状態”で「YouTube」と入力してみましょう。
よ(yo) う(u) つ(tu) べ(be)
となります。
YouTubeをひらがな入力した際に出て来る言葉が「ようつべ」という訳です。
つまり「ようつべ=YouTube」なのです。
Googleで「ようつべ」と検索してみた
困った時はとりあえずGoogleで検索する。
すると、出てきたサイト以外からも色々な情報が手に入ります。
まず見てほしいのが、
「次の検索結果を表示しています:youtube」
の部分です。
これはつまりこういう事です。
Google「おそらく君が調べようとしてたのは”youtube”の事だろう?という訳で、検索結果を”youtube”のモノにしておいたぞ」
と、Googleがわざわざ気を使ってくれている事が解ります。
また、検索1位に「YouTube公式」が来ています。
つまり「ようつべ」と検索する人の需要に一番応えられているサイトが「YouTube公式」だとGoogleは認識しているという事が解るのです。
Googleは上位から順に役立つサイトから並べようとする仕様ですので、「ようつべ」と調べた人が一番求めているサイトが「YouTube公式」という事になります。
このグーグルの気遣いからも「ようつべ」は「YouTube」だという事が解りますよね。
ツイッターで「ようつべ」と調べた
ネット用語を手軽に理解できる場所は、ツイッターではないでしょうか?
実際に会話調にその用語が話されるので、どういうものなのか推察する事ができますし、使い方も学べて一石二鳥です。
外部リンク:Twitter|「ようつべ」検索結果
ここでの使用方法を見て頂いても「YouTube」という言葉代わりに「ようつべ」が使われている事が解ります。
試しにTwitterで使われている文章の「ようつべ」を「YouTube」に入れ替えても、意味が通じてしまいますよね。
どちらかというと「YouTube」と英字で正式名称を入力する手間を省く形で、そのまま”ようつべ”と言っているように感じます。
それで、かなりの頻度でこの言葉が使われていますから、この言葉がネットでそれなりに認知されている事も解りますね。
“ようつべ”はどれ程に使われる言葉か
最後に「ようつべ」という言葉がどれくらい使われているものなのか調査してみました。
グラフは2004年から2019年初頭までのデータです。
そして、赤が「ようつべ」、青が「YouTube」での検索量の比率を表しています。
本家「YouTube」が検索量で圧倒している事が解りますね。
しかし、少量の「ようつべ」での検索需要もある事が解ります。
これは投稿者の予測ですが、検索する人の面倒くさがりな一面がこの結果を生んでいると推測しています。
「YouTubeと検索しても”ようつべ”と検索しても同じ検索結果になるんだから”ようつべ”で検索しちゃえ!」
という層がある程度居るという訳です。
まとめ
- 「ようつべ」=「YouTube」
- ネット用語としてそれなりに認知されている
- YouTubeの入力が面倒くさい層が、よく入力している!?
となります。
…略語の1形式として覚えておくと良いでしょう。