ネットを始めたばかりの人にとって、インターネットは何かアヤシイものが沢山蠢いている場所だと感じる人も多いでしょう。
YouTubeでもそれは同じで、
「本当に有料なんだろうか?」
「後から変な課金とかされて請求されないだろうか?」
と不安に思う人も居るかも知れません。
さてここでは、
- YouTubeは無料!という話
- 何故無料で回るのか?という運営のカラクリ
の2つを紹介いたします。
YouTubeはスマホ/PCでも「基本無料」の動画サイト
スマホでもPCでもYouTubeは基本的に無料でご利用いただけます。
そもそも有料機能を使うなら、別途にお金を入れる作業をしないと使えない仕様だったり、金額を別途請求される仕様ですので「後付けでいきなり請求」はされません。
YouTubeで無料で出来る事の一例
- アカウント登録/ログイン/ログアウト(複アカOK)
- マイリスト保存(数に上限なし)
- チャンネル登録(数に上限なし)
- YouTubeライブ(生放送)視聴(視聴回数/時間に制限なし)
- 通常動画の閲覧(視聴回数/時間に制限なし)
- コメント(イタズラレベルの投稿を除き、回数に制限なし)
- 動画投稿
基本的な部分は、原則的に全部無料で出来るのがYouTubeです。
YouTubeで通信料はかかる
ただし例外は「通信料」です。
AUやソフトバンクやドコモなどに毎月払っているあの代金です。
YouTube自体を見る為には動画データのやり取りを必要とします。
そこに掛かる通信費はYouTube自体と別物扱いです。
なおこの使用上限を超えると、通信速度に大きなペナルティがかかりますから快適に使いにくくなります。
注意が必要です。
YouTubeの有料版
逆に有料版だと何が見れるのか解説します。
YouTubeには有料会員になれる仕組みがあります。
その有料会員制度の名前は「YouTubePremium」です。
- 広告非表示化
- (スマホの場合)バックグラウンド再生機能
- 動画の事前一時保存機能
- YouTubeOriginalsの閲覧権
- YouTubeMusicの有料プラン利用権
これらを使用可能としてくれるのが有料版です。
基本的な利用に課金するのではなくて「プラスアルファな機能を求めるYouTubeをよく使うユーザー向け機能」を追加してくれるのがYouTubeにおける課金なのです。
ちなみに月額料金は、
PC/Androidの場合…1180円
iPhoneの場合…1550円
となっています。
少々お高い金額ですが、YouTubeをとてもよく使う人にとっては買ってしまいそうな値段設定です。
YouTubeは何故無料で回るのか?
ここまで
- 基本使用料は無料で、さらに便利になる有料版がある。
という事を解説させていただきました。
「より便利に使いたいユーザーがお金を払ってくれるから無料で使えているのか。」
と想像されたかもしれませんね。
しかし、無料で使える理由はそれだけではありません。
無料版で出る広告
広告を出させる事による収益が、無料で使える理由の1つです。
- 動画再生前に流される5秒とか15秒とかの長さの広告
- 動画の最中に画面下部に飛び出て来る横長い広告
こういったものを何度か見た事があると思います。
この広告が流れる事で、ある程度の人がそこからモノやサービスを購入するという事があります。
そして、広告を表示させて収益化を手伝ったという謝礼としてGoogle/動画投稿者にお金が支払われるという流れが存在しているのです。
無料会員は、広告表示をされる事でその収益化を手伝っていると言い換える事が出来ます。
YouTubeは「大多数の集客」で稼ぐ戦略を取っている
YouTubeは基本使用料無料で大抵の事が出来ます。
なので、ネットで取りあえず動画配信をしようとしたり、あるいは、動画を見ようとしたりした時に「無料」という理由で人が集まりやすい環境にあるのです。
そこに膨大な人が集まれば、さらに便利な機能を追加した際に買ってくれる人が増えるというのも頷けるでしょう。
また、広告は通常、見られた回数が多い程収益性が高まります。
なら「無料でいいから会員を集めようよ」という話になりますよね。
と、YouTubeは「基本使用料無料!だけど凄く便利な機能も有料で存在しているよ」という考え方で回しているのです。
まとめ
話をまとめますと、
基本的なYouTube利用料は「無料」です。
ただ一度YouTubeを使ってみて
- 「この便利なYouTubeの為ならもっと課金してもいい」
- 「もっと便利に使いたい」
と、思えた時に課金すればよいというシステムです。
慣れない状態ではYouTube視聴は不安に思えるかもしれませんが、基本は無料ですからどうぞ、安心して閲覧してください。
YouTubeが今後「全ての会員が有料になる仕組みを導入する日が来るのか?」という事について考えてみました。
関連記事:【検証!】YouTubeが”完全有料化”される日は来るのか?
良ければごらんになってください。