YouTube以外のウェブサイトを利用してYouTubeを便利に使おうとした時、

もしくは、

YouTube以外のサイトを使ってYouTubeの音楽/動画などをダウンロードしようとした時、なんとも怪しい注意を促してくるような広告が出てきたり、怪しいサイトに飛ばされたりすることがあるかと思います。

場合によっては、爆音を鳴らしたり赤を基調としたヒヤヒヤ感のあるサイトを見せつけて来る事もあるでしょう。

 

そういう怪しいウェブサイトや広告自体にこういった文言がよく使われます。

  • 「お使いのパソコンが壊れています」
  • 「スマートフォンの余計なデータを削除します」
  • 「今すぐパソコンを修理してください」
  • 「今すぐダウンロード」
  • 「Windowsのアップデートが入っています」

これに類似したことも同じです。

 

さて結論から言いますと、それらの広告・サイトは全て嘘ですから一切気にせずそのページを閉じてしまって構いません。

原則的にはサイトを見たり、広告をクリックしただけでは無害です。

 

さて、この記事では、

  1. これらのサイトに当たった時にどのように対処すれば良いのか
  2. そもそもなぜそういう広告を流すのか
  3. 問題のある広告を流してくる広告と便利な機能を提供してくれるウェブサイトとどういう関係にあるのか

ということについて解説させていただきたいと思います。

 

詐欺広告/詐欺サイトに当たった時、どのように対処すればよいのか?

 

問題のあるような広告やサイトに当たってしまった時は、そのまま無視してそのページ/ブラウザを閉じてしまって構いません。

広告をクリックしてしまった場合であれば、広告のリンク先からそのままブラウザを閉じていただければと思います。

 

仮に、何かのダウンロードを促されてしまったとしてもそれには一切応じずそのままブラウザを閉じてください。

ものによってはブラウザを閉じられないように設定されてしまうこともあるかと思いますその場合は、シャットダウンを行うことになって強行的に閉じることも出来ます。

 

なお、お使いのスマートフォンやパソコンが壊れたと言ったメッセージが出てきたり、Windowsのプログラムがどうのこうのと言った言葉が出てくることもあるとは思いますが、Windowsがこういうところから何かの忠告を出すことは普通ありませんからそのまま接続を切ってしまいましょう。

 

 

下部に問題の広告の参考画像を張っておきます。

 

そもそも何故そういう詐欺広告が出るのか?

 

Webサイトの運営者が広告で収入を得ようとした結果、どこかの広告会社を運用する会社と契約を結び、その結果そこの会社が流す広告の一つとして詐欺広告が流されてしまっている事がほとんどです。

なので、一部の例外を除きウェブサイトの運営者と広告は、直接的には無関係であることが多いです。

 

ネットに詳しい人であれば、そういった広告があるサイトであっても、対処法(無視する事)を分かっていれば、何の危険性もなく使うことができてしまうとわかっていますから、広告から即離脱してウェブサービスだけ利用するというのが、暗黙の了解になっています。

 

広告を無視しても問題ない理由

 

詐欺広告には脅しがつきものですが、原理を知れば脅しがこけおどしと解ります。

 

そもそも、どこかのWebサイトに接続をした時、接続先のウェブサイトの運営者に伝わる情報は以下の情報に絞られているのです。

  • あなたのお住まいの地域が”おおよそ”わかる…「いわゆるIPアドレス」
  • 画面表示に必要な、お使いの機材の情報とOSの情報…「接続元も機材はiPhone?Android?Windows?といった情報」
  • あなたのお使いの言語…「あなたが普段から日本語をお使いなら相手に日本語だと伝わる」
  • どこのサイトからそのサイトへ来たかという情報…「Google検索から飛んだ場合「Google」から来たと解られる」
  • あなたがそのページで行った行動…「何秒そのサイトに居たか?どこをクリックしたか?」
  • ホームページの管理者が設定したクッキー…「過去にそのサイトへ訪れた事がある場合に提供される情報」

つまり接続先にとってみれば、サイトを表示させるのに必要最低限の情報しかウェブサイトの運営者には伝わらないということがこれでお分かりいただけたかと思います。

 

つまるところウェブでの接続先の相手は、

  • Windows/iPhone/Androidのデータの破損を知れる情報は知れないのです。
  • あなたのパソコン/スマホにどんな脅威が迫ってきているのかも分かる余地がないのです。
  • あなたのパソコンやスマホにウイルスが侵入していたとしてもそれを知る事は不可能なのです。

 

つまり、これしか情報が無いのに、危険がどうのこうのと語る広告は嘘をついた”こけおどし”のような広告だといえます。

 

詐欺広告の手口と儲け方を理解しておこう

 

詐欺広告で何かをダウンロード/インストールさせる手法でどう稼ぐのか理解をすれば、そういう広告を見た時に混乱せずに済むようになります。

さて、その手法ですが、詐欺広告はインターネットにあまり詳しくないような人を引っ掛けて、何かをダウンロード&インストールさせあらぬ不安を煽り立て表示を画面上に出して何かを売りつける手法が一番メジャーでしょう。

 

例えば、アンチウイルスソフトと銘打ってファイルをダウンロードさせて中のファイルを解析し、有料版のソフトを購入しませんかと言ってくるといったものがあります。

実際にウイルスは、パソコンやスマホの中には入っていないわけですけれども、「とりあえず入ったということにしておけば不安がってソフトウェアを買ってくれるのではないか?」という下心があってそうしてくるのです。

 

ここでそういう話を知ってしまった以上、わざわざそういうものに引っかかる必要はもう無いでしょう。

 

 

 

基本的にはここでお伝えした考え方を理解しておけば、よく知らない別サイトに接続するときでも変な物に引っかかったりすることがほとんどなくなるかと思います。

一言で詐欺サイト・詐欺広告への対処法を述べるのなら。

問答無用で接続を切ってしまえばいいのです!

 

こちらの記事で、YouTubeに関する素朴な疑問をまとめています。Youtubeという会社組織のエトセトラ、YouTuberの10年後といったイロモノなネタを取り扱っています。

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