YouTubeにはモデレーターという役職があります。
これはいわば”生放送の警察”のような存在。
もし生放送に荒らしを行う人物が現れた際に、その放送から除外する事ができる権限を有しています。
さてここではそんな役職「モデレーター」とは
- どんなものか?
- どんな権限があるか?
- どんな事が出来るか?
といった疑問に回答していこうと思います。
YouTubeモデレーターとは何か
モデレーターとは「YouTubeライブチャット」に出た荒らしを除外できる権限を持っている人を差します。
どんな生放送であっても、荒らしのような人は出てしまうものです。
とはいえ生放送主は、実況やらゲームやらで忙しくなりますからチャット欄の治安維持を考えると、信頼できる視聴者に権限を委譲させる事が多いのです。
基本、モデレーター扱いになっている人は、
- その生放送主と知り合い
- その生放送に足げなく通い続けている人
が、ほとんどでしょう。
モデレーターは見た目で解られる
チャット欄を見ればモデレーターの見分けは付きます。
- 名前が水色表示
- コメント左側に「スパナ」マークが付随
これらの条件に引っかかっているなら、モデレーターです。
つまりモデレーターは自身がモデレーターだとバレます。
モデレーター権限以外で割り振られる仕事
モデレーターはその役職から管理に近い仕事を割り振られる事が多いです。
特に多いのは、
- お知らせ(チャットのルール等)の定期的な告知
でしょう。
モデレーターである時点で自分のコメントが目立ちますので、告知役として適切ですし、信頼できる人のはずですから上手に告知を出してくれるはずです。
YouTubeモデレーターの権限(できること)
モデレーターだからこそできる権限にはどんなものがあるか解説します。
- 不適切なコメントを削除できる
- 特定のユーザーをブロックできる
以上2項目です。
基本はコメント欄の治安維持に必要な権限が与えられます。
なおコメントやユーザーのチャンネルからの完全削除ではなく、後でチャンネルの投稿主が判断する為の「保留」として扱われるので、
つまり、モデレーターにコメント削除・ブロックされた人は、除外ではなく見えない所への移動という表現がより正しいでしょう。
ブロックされた人にはどう見えるか?
なおモデレーターにコメント・ユーザーブロックを受けた際に、どんな風に見えるのかについても解説します。
ブロックされた側の人間は「相変わらず動画が見れてコメントも打てます」
しかし、
それ以外の視聴者とモデレーターの画面には見えなくなります。
つまり、ブロックされた当人は普通にコメントしているつもりでも、事実上ライブに存在していないという扱いになります。
昔はブロックされてしまっている場合に、自身がブロックされているという情報を簡単に知る事が出来ていた為、別アカウントから再び荒らしに来るという事をした人が居た為に追加された機能のようです。
YouTubeモデレーターに報酬・給料は発生する?
A、しません。
YouTubeモデレーターは、あくまでも「好意・慈善」で行われます。
大抵の場合は、そのYouTuberのお役に立ちたいという使命感でしたり、役に立てる満足感からモデレーターになっている事が多いです。
YouTubeモデレーターに上限はある?
推測になるのですが、おそらく無いと思われます。
とはいえ、上限が無かったとしても無意味にモデレーターを増やすのも問題かと思います。
荒らしの対策を十分に行えるバランスの良い人数が居る以上に集めても余り意味はないですし、意見の相違が生まれてモデレータ同士喧嘩になるかもしれません。
また、モデレーターの性格次第では、他の一般ユーザーの機嫌を損ねるような事をする人も出るかも知れません。
無鉄砲にこういう権限持ちを増やすのはリスキーな行為でしょう。
YouTubeモデレーターはスマホからなれるか
スマホであっても、モデレーターにはなれます。
しかし、コメント削除は基本PCからとなります。
どうやらスマホからではコメント削除ができない様子です。
(19/2/3現在)
なおスマホをPC表示に変える方法があります。
▼モバイル版YouTubeを【PC版にする】方法【iPhone/Android対応】▼
この方法であれば、PC相当の扱いをYouTube上で行えますから、削除できるでしょう。
ただし、PC前提の情報量が行き来しますので、通信料に注意してください。